ご挨拶
この度当社は米国のドライアイスブラスト装置及び
ドライアイス製造機のメーカーであるCold Jet Technologies社と
彼らの作る小型ペレタイザー(PEシリーズ)及び小型回収装置
(REシリーズ)を国内で協力して販売していく契約を結びました。
ドライアイスはその原料を液化炭酸ガスとしますが、
炭酸ガス回収装置を使わないと1kgのドライアイスを作るのに
2.5kgの液化炭酸ガスが必要となります。炭酸ガス回収装置を
接続すればそれが1.1〜1.5kgの原料で済むようになります。
ドライアイスにならない液化炭酸ガスは気体となり大気中に放出されています。
地球温暖化防止から脱炭素が叫ばれる中、ドライアイス製造において
ドライアイス製造装置から排出される炭酸ガスの回収は原料コスト削減だけでなく
社会的意義からも今後避けて通れない重要な課題となってきています。
30年以上前に米国で見て回ったドライアイスをオンサイト製造されている数々の
エンドユーザー様。多くの方がドライアイス製造装置と炭酸ガス回収装置を
セットで導入されていたことが、まだ若かった私には強烈に印象に残りました。
また当時それが標準だと現地メーカーの人に聞かされたことも大きく印象に残りました。
その後ぜひ米国製の炭酸ガス回収装置をドライアイス製造機と共に国内の需要家の皆様に
届けたいと思い何度も取り組んできましたが、炭酸ガス回収装置は高圧ガス製造設備であり、
使用にあたっては日本の高圧ガス保安法に則った厳しい審査をクリアし使用許可を得る
必要があります。
輸入設備に関して許可を得るのはとてもハードルが高く、多くの時間と手間がかかり
残念ながら現在まで実現には至りませんでした。
もちろん高圧ガス保安法に則ってつくられた許可の得られる国産の炭酸ガス回収装置は
以前よりありました。しかし設備は大規模で高額で小規模〜中規模のエンドユーザー様が
ドライアイスを自家製造しようとして導入を検討しても採算が合わずに諦めざるを得ませんでした。
私共は現在まで国産、輸入品含め合計72台のドライアイス製造機(角ドライアイスプレス、
ペレタイザーなど)を国内で販売してまいりましたが、炭酸ガスの回収装置を導入されたのは
補助金の助けを借り高額な国産の炭酸ガス回収装置でも採算がとれた一部の大規模
ユーザー様に限られました。
今回のCold Jet Technologies社との提携で、海外で多くの実績を上げている彼らの
小型炭酸ガス回収装置を高圧ガス保安法に則った審査に合格するよう互いに取り組み
国内の小規模〜中規模のドライアイス需要家様にお届けしたいと思います。
私共は輸入小型炭酸ガス回収装置の使用許可を得ることで高圧ガス製造設備の輸入障壁に
小さな風穴を開けれればと思っております。
令和5年4月20日
株式会社ドライアイスサービス
代表取締役 塩崎 栄二
千葉商工会議所の企業取材を受けました↑(2019年9月)
事業の目的
ードライアイスを通じて楽しく豊かな生活をー
・炭酸ガスについて学び、地球温暖化防止に貢献する
・常に創造的な仕事をし、お客様の不便・課題を解決しドライアイス業界世界一を目指す
トータルシステムの販売
単体の販売はもちろん、製造・加工・流通の各プロセスにおける最新かつ最適な機材を
組み合わせたトータルシステムをご提供を致します。
メンテナンスサービス
当社で販売した装置・機械についてはメーカーと協力し当社が窓口となり責任をもって
メンテナンスサービスを行います。
会社概要
会社名 |
株式会社ドライアイスサービス |
---|---|
設立 | 平成5年9月20日(1993年9月20日) |
本社所在地 |
〒264-0036 |
役員 |
代表取締役 塩崎 栄二 |
資本金 | 2,000万円 |
社員数 | 7名(役員2名含む) |
業務内容 |
@ ドライアイス関連機器・機材の企画・開発・販売 |
法人許認可・保有資格 |
・一般建設業(とび・土木工事業)千葉県 般−1 第53629号 |
主要販売先(敬称略・順不同) |
日本液炭株式会社 |
主要仕入れ先(敬称略・順不同) |
西精機株式会社 |
取引銀行 |
千葉興業銀行 本社営業部 |
会社MAP