コロナウイルスワクチンの配送について

 

米国Pfizer社のコロナウイルスワクチンは、その性能を維持するために、保管環境を-70℃以下に保ち続ける必要があるとのことです。
そのために必要となるのが保冷容器とドライアイスです。
海外では、配送に必要なその条件を満たしている箱が既に有り、
当社で扱うOlivo Cold Logistics社製のコールドボックスもそのうちの一つです。

 

今一番有効性が期待されているPfizer社のコロナウイルスワクチンは、
その有効性を保持できる期間が10日間しかないそうです。
このため、出荷から飛行機での配送、国内配送、患者への投与を10日以内に行う必要があります。
ベルギーのとある空港では、コロナウイルスワクチンを輸送する体制が整っているとの情報もあります。

 

何億人分ものワクチンを運ぶため、日本国内においても政府より各ドライアイスメーカーにドライアイス供給の打診があったようですが、国内でのドライアイス生産量には限りがありますので、なかなか難しいようです。

 

当社もドライアイスに関わる身として、常にこのような世界情勢を念頭に置いて、少しでも社会に貢献できるよう、日々精進して参りたいと思います。

 

2020/11/19

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