年頭挨拶

 

お客様各位
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 

コロナ禍に始まり、コロナ禍で終わった昨年でしたが、
昨年末から新たに広がる変異株、オミクロン株の感染拡大が危惧される新年となりましたが皆さま方にはいかがお過ごしでしょうか。

 

昨年日本の平均気温は観測史上3番目に高温だったというニュース、
北海道沖の海水温上昇によるウニやサケなどの海産物の著しい不漁。
世界各地で発生している異常気象、自然破壊。

 

地球温暖化による自然の脅威は目に見えて酷くなり多くの人の命、生活を脅かすようになりました。

 

昨今の日本海側の大雪はまさしく日本海の海水温上昇が影響している思われます。
今後ますます大雪の頻度が多くなるのではと思っています。

 

私どもはドライアイス、その原料となる二酸化炭素、すなわち地球温暖化ガスそのものを
商品として利用・扱う者ですが、またそれは食品保冷輸送、溶接、飲料用など私どもの
生活・経済に欠かせない貴重な資源でもあります。

 

少しでも製造・加工・輸送・利用に於いてロス、無駄を出さないよう、エネルギーを
使わないで済むよう考えうる技術を用いて商品を開発し営業活動をしております。

 

しかし本当に温暖化ガスの排出を抑えることで地球温暖化は防げるのでしょうか。
世界の人間の活動が増えるに連れ、消費されるエネルギーは増えていきます。
消費されたエネルギーは熱となり地球に蓄積されていきます。

 

たとえ二酸化炭素を排出しない原子力でも、発生した大量の熱の大部分は海に捨てられて
海を温めています。

 

太陽から受ける熱、人間が作り出す熱、その合計が地球が宇宙に放出できる熱量を超えてしまうと、地球上(主に海)にはどんどん熱が蓄積していきます。
海は空気を温め、気象に大きく影響を与え、異常気象の原因となります。

 

今の脱炭素の議論には何か根本的なところが抜け落ちているのではないかと思い始めている今日この頃です。
もとに戻るのは非常に困難ですが、我々はエネルギーを果てしなく消費する今の経済発展を求める世の中の風潮、便利優先の生活スタイルを見直していかなければならないのではないでしょうか。

 

我々の活動がたとえ微々たるものでも、我が社は将来ある子供達のためにも仕事を通じて
地球温暖化防止に役立つ活動をしたいと思います。

 

先の見えない今日ではありますが、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

令和4年1月6日

潟hライアイスサービス

代表取締役 塩崎 栄二

 

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